先日、使わなくなった楽器を使用できる状態に修理した後、依頼された高校と企業の方に引き渡しました。これらの修理した楽器は、マレーシアに送られることとなります。本校はSDGs宣言を行っており、まだ修理をすることで蘇る楽器をリペアし、必要としている方々に届ける活動に協力しています。持続可能な状態にし、長く使用していただける取り組みとなります。
今回は、管楽器リペア研究科生が中心となり、金管楽器を修理しました。古い楽器のため、状態によってはバラバラにして、オーバーホールに近い状態での修理となりました。凹みを直す際には、金属を柔らかくして凹みを出す方法など、職員からの指導を受けながらの修理となり、場面場面での臨機応変さも求められました。まさに、実践力を磨く場として、研究科生も真剣に取り組んでいました。
\管楽器リペア研究科とは?/
本校管楽器リペア科卒業後の進路として設置された科となります。本校管楽器リペア科卒業レベルと同等のリペア技術を身につけている方も入学できます。主に、ダブルリード楽器のリペア技術を学ぶことができます。詳細はこちらをTAPしてください。