2024年9月6日(金)、音楽サービス創造学科の1・2年生は、校外学習で福井県の「株式会社こおろぎ社」と「青山ハープ株式会社」を訪問しました。

「こおろぎ社」はマリンバなどの鍵盤楽器とマレットの製造で有名な打楽器専門メーカーで、「青山ハープ」は日本唯一のハープ専門メーカーです。音楽に深く関わる企業の工場を見学し、学生たちは多くの学びを得ました。工場では、実際の製造現場を目にすることができ、特に印象的だったのは両社のこだわりでした。ある学生は、こおろぎ社の社長の言葉に感銘を受けたと言います。「『最高級の素材を使うことで、結果的にコストを抑え、安定した品質を保つことができる』という社長の言葉に強い信念を感じました。」と語ってくれました。他の学生も、製造工程の効率化に驚きつつ、新しい製品を生み出すために働く従業員たちの創造力に感動したと言います。「一人の従業員が複数の機械を動かし、工場全体が効率よく稼働している様子に驚きました。自動化が進んでいるだけでなく、従業員の自由な発想で新しい製品が生まれているのを実感しました。」音楽を支える楽器メーカーの舞台裏を知ることができ、学生たちは多くの刺激を受けたようです。

楽器の魅力を深く知りたい人には、こういった体験がとても貴重なものになるでしょう。