2024年10月24日(木)、管楽器リペア科2年生が名古屋市内の楽器店を見学しました。今回は複数の楽器店にグループで訪問し、各店舗の特徴や運営について学ぶ貴重な体験ができました。各店舗のスタッフの方々から直接、店舗の配置や工夫について教えていただき、学生たちは普段とは違う視点で店舗運営の工夫を感じることができました。見学後、学生たちから感想を聞いたところ、多くの発見があったようです。
1人の学生はこう話してくれました。「店内全体が明るくてオープンな雰囲気でした。小物や楽器がすぐに見渡せるように配置されていて、整理整頓されていたのでとても分かりやすかったです。また、楽譜やアクセサリーなど小さい商品が手前に、大きな楽器は奥に置かれていることで、お客さんがスムーズに移動できる工夫がされていました。店員さんも気軽にお客様と会話していて、親しみやすい雰囲気が素敵でした。」
また別の学生は、楽器の展示についても面白いと感じたようです。「普段行くタイプの楽器店とは異なっていて、新鮮でした。例えば、この楽器店ではジャズ向けのアイテムを特に強調していました。マウスピースやリードもジャズ系が見やすい場所に置かれていて、店員の方から『サックスは大人のお客様、金管楽器は吹奏楽を始めたばかりの学生に人気』と聞き、それに合わせて展示の配置も工夫されていると知りました。お客様のニーズに細かく応える接客の大切さを感じました。」この見学で、楽器店の運営には商品配置や接客方法にもたくさんの工夫がされていることが分かりました。日々の授業で学ぶことが、こうした店舗の運営にもつながっていると気づけた貴重な経験となりました。