ギタークラフト・リペア科1年生です。先日、アイチ木材加工株式会社へ見学に行ってきました。そこでは、木材の乾燥や加工などを主に見学させていただきました。
乾燥の工程では輸入した木材が高く積まれており、1つの山で何百本もギターが作れそうなほどでした。そして、木の種類や輸入した会社ごとに木口が色分けされており、一目で何の木かわかるように工夫されていました。
加工の工程では、切削や接着、熱で木を曲げている所などを見学させていただきました。接着の工程では効率よく仕事ができるよう、あらかじめ貼り合わせる材料をセットにしておくなど工夫されていました。他にも最新の機材が導入されていたり、できるだけ木材の移動を少なくしたりと、考え抜かれた工場内に驚きました。加えて、側板と呼ばれる薄い板を貼り合わせたものをギターの形に成形するところは、普通の板がギターになる瞬間を見る経験をできてとても感動しました。