管楽器リペア科2年生です。先日、トランペットやホルン、トロンボーンなどの金管楽器の構造と違いなどの講義がありました。ホルンには、2種類のレバー機構があり、「ヒモ式」と「ボールベアリング式」があります。ヒモ式のホルンは手の小さい方でも対応ができるように工夫されています。
一方ボールベアリング式は、ヒモ式に比べて長く使っても調整が狂いにくい特徴があります。
加えて、管の巻き方にも2種類あり、四番ロータリーの配置が一直線に並んでいる「ガイヤータイプ」と一番ロータリーの隣に配置されている「クルスぺタイプ」があります。それぞれのタイプによって、息の入り方や演奏性にも影響があると学べました。講義を通して新しい知識が身についていくので、実技以外にも教養科目の授業もとても楽しいです。