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2024.07.03

ジャズの世界へようこそ!コンボとビッグバンドの魅力

管楽器リペア科1年生です。みなさん、ジャズは聴かれますか?ジャズと言うと、「敷居が高そう」「大人の音楽」など、印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。ジャズは、17人程度で合奏をする“ビッグバンドジャズ”と少人数でアドリブソロを中心に演奏する“コンボジャズ”があります。一般的に「ジャズ」というと“コンボジャズ”を指していることが多いようです。今回は、そんな「ジャズ」の魅力を語っていきたいと思います。

“コンボジャズ”は、ピアノ、ベース、ドラムのピアノトリオや、それに管楽器を加えたカルテットなど、様々な編成で演奏されます。以前に映画化された「BLUE GIANT」ではテナーサックス、ピアノ、ドラムのトリオで演奏されていました。奏者がその場で思いついたメロディーを演奏する即興演奏(アドリブ)が特徴的です。その場での演奏なので、同じ演奏は二度とないというところも面白いです。そして私が思う一番の魅力は、音で会話ができるということです。他の人が演奏したフレーズを真似したり、その場の空気感に合った音を選んだりするので、何度聞いても楽しむことができます。

“ビッグバンドジャズ”は、トランペット4人、トロンボーン4人、サックス5人とピアノ、ギター、ベース、ドラムで演奏するのが一般的です。とても華やかで迫力のある演奏ができます。「スウィングガールズ」という映画ではビッグバンドが題材になっていました。また、千葉県にある某有名テーマパークでは「ビッグバンドビート」というものがあり、キャラクターがドラムを叩いたり、歌ったり、踊ったりしているゴージャスな舞台が見られます。トランペットのハイノートがとてもかっこいいです。私が思うビッグバンドの一番の魅力は迫力です。20人弱のプレイヤーがそれぞれの個性を出しつつアンサンブルしているので、とても迫力のある、ゴージャスな演奏になります。コンボもビッグバンドも、テレビCMや番組などのBGMによく使われていますので、ぜひ聴いてみてください!

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