管楽器リペア科2年です。金管楽器を演奏しているみなさん!「バルブガイド」を交換していますか?バルブガイドはピストンを押した時に回転を防ぎ、息を正しく流してくれるという重要な役割をしています。このパーツは消耗品であり、使っているうちに削れ、ピストンの動きが悪くなったり楽器から雑音が鳴ったりする原因にもなってしまうので、定期的な交換が必要になります。ただし!交換して終わりではありません。形を整えてあげないと、「せっかく新品に変えたのに動きが悪い、、、」なんてことがおきます。そのため、自分の楽器に合うように少し加工してあげる必要があるのです!
今回は、自分で加工に挑戦しました。初挑戦だったため、ドキドキしながらも丁寧に加工を施しました。削った具合でもピストンの動きが大きく変わるので、削り過ぎてしまうと動きが悪くなってしまうし、逆に削らな過ぎても中で引っかかってしまい動きが悪くなってしまう繊細なパーツなので、どこまで削ればよいかというところに苦戦しました。何度も動きを確認しながら作業をしたため、なんとか加工に成功しました!そして、とてもよい経験ができました。