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2024.09.27

クラリネット調整の奥深さ!音質を変えるコルクの秘密

こんにちは!管楽器リペア科2年生です。今日は、木管楽器の授業で学んでいるクラリネットの調整についてご紹介します。1年生の時にもクラリネットの調整を学びましたが、2年生ではさらに一歩進んだ知識と技術を習得しています。特に試奏(しそう)によるチェックを通じて、音をより鳴らしやすくする工夫を身につけています。また、作業の精度を高めつつ、効率的に仕上げることも求められているんです。

例えば、クラリネットのレジスターキィについてですが、これは中音域以上の音を出す時に頻繁に使う重要な部分です。通常、この部分には円筒形のコルクが使われていますが、コルクをカミソリの刃で円錐形に削ると、なんと中音域以降の音抜けがぐっと良くなるんです!細かい調整が音にこんなに影響するのは驚きですよね。

さらに、コルクの表面仕上げにもこだわりがあります。紙やすりでスベスベに磨くと、上品でオーケストラ向けの柔らかい音が出せるようになります。一方、JAZZのようにちょっとガサガサした音質が欲しい時は、少し粗めの紙やすりを使って、あえて荒々しさを残すことで、理想的な音に近づけることができるんです。

こうした細かなコルクの調整は、クラリネットの音質に大きな影響を与える、とても重要な部分です。自分の手で楽器の音が変わる瞬間は、本当に感動的ですよ!皆さんも、ぜひこうした技術に興味を持ってもらえたら嬉しいです!

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