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2024.10.11

フルートの音を支える繊細な技!バランス調整に挑戦中

こんにちは!管楽器リペア科1年生です。今日は、私が最近授業で学んでいる「フルートのバランス調整」についてご紹介します!フルートって、実は細かい調整が必要なんですよ。特に、トーンホール(音を出すための穴)とキィ(穴を閉じるための仕組み)がポイントです。フルートには大きさの違うトーンホールがたくさんあって、それをキィで閉じることで音が出ます。でも、キィの動きがズレてしまうと、音がちゃんと鳴らなくなるんです。特に、いくつかのトーンホールを同時に閉じるキィがあって、そのすべてがピッタリ閉まらないと問題になります。そこで登場するのが、小さな「ネジ」!このネジをちょっと回すだけで、キィの閉じるタイミングを微調整できるんです。

でも、ほんの少しの動きでも音が変わるから、何度もタンポ(穴を塞ぐパッド)の具合を確認しながら慎重に進めていきます。この作業、本当に根気が必要なんです!楽器の裏側には、こんな繊細な作業があるんだと知ってもらえたら嬉しいです。楽器を演奏する人も、そうでない人も、こんな職人技にちょっとでも興味を持ってもらえたら嬉しいです!

ぜひ、フルートの裏側を知って、一緒に楽器の世界をもっと楽しみましょう!

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