こんにちは!ギタークラフト・リペア科1年生です。今、設計から仕上げまで全て自分で手がけるオリジナルギターの製作に挑戦しています!私は「ホロウギター」という、ボディの中が空洞になったギターを作っています。このタイプのギターは音が響きやすくて、暖かみのある音色が特徴なんですよ。製作の中で特に難しかったのは、ボディの滑らかな曲面を作ることでした。設計段階では、地図の「等高線」の考え方を応用して、底面からの高さが同じ部分を線でつないでいきました。
例えば、設計図の青いラインがその等高線で、1ミリ高くなるごとに1本追加しています。フチから10本の線を描いたので、ボディの一番高い部分は周りよりも1センチ高くなるようにデザインしました!でも、設計だけでは終わりません。いざ加工してみると、木の硬さが場所によって違ったり、工具が届きにくい部分があったりと、想定外のアクシデントがたくさん!やすりやスクレーパーなどの道具を使って少しずつ形を整え、ようやく滑らかな曲面が完成しました!
今は、ネックをボディに接着する工程に進んでいます。完成までにはまだ時間がかかりますが、自分だけの最高のギターを作るために毎日コツコツ頑張っています!