音楽サービス創造学科2年生です。私は冬休み中に学校に行き、自分の楽器であるソプラノサックスをメンテナンスしました。私のソプラノサックスは約4万円で購入した楽器です。最近、キィのコルクが外れかけているのが気になり、メンテナンスしてみようと思いました。まずはキィの分解です。私は1年生の頃にアルトサックスの分解組立を習得していたので、構造が似ているソプラノもすぐ分解できると思っていました。しかし、キィの大きさや体系が細かな点が違い、意外に苦戦しました。さらに、変な接着剤が付着していたり、シャフトという棒状のネジが取れなかったりして、体力を使う作業になりました。
そして、清浄作業に入りました。キィの一つ一つのネジや部品の汚れを落とし、オイルをさしました。以下の写真が清浄前と清浄後のシャフトです。光流が戻り、黒ずみも消えています。
最後に組み立て作業です。キィを戻す場所は分かっていましたが、管体に数多くあるバネが危険です。バネは鉄仕様で突き出ているので、指に刺さったり切れたりすると痛いです。そのため、緊張感を持ちながら作業しました。また、キィの小ささもあり、取り付けは辛い作業でした。今回、午前中3時間を使ってメンテナンスを行いましたが、思っていたよりも状態が悪く、すべてのコルクを交換したいと思いました。この作業はまた次回、時間があるときにやろうと思います。でも、大変なことばかりじゃありません。これまでの2年間、学んだことを生かして全ての作業を一人でできたので、自分の成長を実感することができました。もっと学生のうちにいろんなことにチャレンジしていきたいなと思います。