こんにちは!音楽サービス創造学科1年です!先日、バイオリンの授業でバイオリン製作について学びました。
特に「型」と「製図」について深く知ることができ、とても面白かったです!バイオリンの型には、大きく分けて2つの種類があります。
1.内型(うちがた)16世紀のイタリアで生まれた方法で、横板を先に作ってから響板を作るのが特徴です。そのため、個人工房向きの製作方法とされています。
2.外型(そとがた)19世紀ごろフランスで誕生した方法で、どこからでも作り始められるのが特徴です。そのため、大量生産向きとされています。また、外型を作るときには特殊なクランプを使用するのですが、見たことのない形をしていてとても興味深かったです!
このように、時代や地域によって製作方法が違うという点に、バイオリン製作の奥深さを感じました。また、バイオリンの製図にも個性があります。例えば、アントニオ・ストラディバリは「錨(いかり)型」の構図を使っているのに対し、その他の多くのバイオリン製作家は「丸型」を使っています。さらに、有名なバイオリン製作家であるストラディバリ、グァルネリ・デル・ジェズ、ニコロ・アマティが作ったバイオリンは、それぞれf字孔の形が違うこともわかりました。製作家ごとに個性が現れるのは、とても興味深いですよね!
これから、楽器屋さんや演奏会でバイオリンを見る機会があれば、そうした細かい部分にも注目してみたいと思います!